保健について

年間保健行事

*定期健康診査:年2回(春・秋)
*歯科検診  :年2回(春・秋)
*身体測定  :月1回

園医 小笹医院 横浜市中区末吉町3-56-5 045-261-3616
歯科医 田中歯科医院 横浜市南区真金町2-19-17 045-243-5435

健康観察のポイント よく見る!よくさわる!

乳児は、体調の悪さを自分で訴えることができません。大人が感じてあげましょう。
幼児は、自分で排泄や着替えが出来るようになると、その分大人の目が行き届かず、発病の気づきが遅れることがあります。
子どもの病気は、悪くなるのも良くなるのも早いものです。日頃より、目と目の見つめ合いやスキンシップを大切にして病気の発見に努めましょう。
子どもの健康は急変しやすいので、いつもと違う様子が見られたときは、登園時必ず職員に伝えてください。

健康な子どもの目安

*目が生き生きしている
*顔色が良く、よく笑う
*食欲がある
*体を動かしてよく遊ぶ
*ぐっすりと眠り目覚めたときに機嫌がよい
*生活のリズムがついている

気になる子どもの様子

*朝、ぐずって泣く
*機嫌が悪い(青白い、紅潮している)
*食欲が無い
*元気がなく、ぐったりしている
*朝なかなか起きることが出来ない
*便の状態が悪い(下痢、便秘)
*目ヤニや結膜の充血がある

健康で豊かな保育園生活を過ごすために

<健康習慣>

「明日の活動源になる睡眠」を大切にしましょう
夜の熟睡した睡眠は、成長ホルモンを分泌し、日中の疲れを取り除いてくれます。
早寝早起きの習慣をつけましょう。
楽しく食べる生活を大切にしましょう。
朝食は一日のエネルギー源です。しっかり食べて登園しましょう。
薄着は皮膚を丈夫にし、身体に抵抗力をつける方法の1つです。
薄着でいると身体を動かしやすく、子どもたちは活発になり怪我もしにくくなります。
体調に合わせて、無理のない薄着を心がけましょう。素材は綿などの皮膚にやさしいものの方が良いでしょう。また、衣服、活動しやすく着替えのしやすいものを用意しましょう。
外気浴による皮膚刺激は、丈夫な体を作ります。
外で元気に遊び、生活の中でできるだけ多く歩きましょう。
外から帰ったら手洗いとうがいをしましょう。
朝の排便を習慣づけましょう。
乳幼児にとって一週間の集団生活は、心身共に疲れます。休日はゆったりと休養させてあげましょう。

<清潔習慣>

朝、顔を洗う習慣をつけましょう。
子どもの爪は、薄く伸びやすいので、まめに切りましょう。
歯の健康のために、家庭と園で食後の歯磨きと仕上げ磨きを続けましょう。
髪を清潔にしましょう。
前髪が目を覆うと視野が狭くなり、転びやすくなったり、結膜炎になったりすることがあるので、前髪は目にかからないようにしましょう。
髪が長い時は飾りのない髪ゴム(乳児の誤飲防止のために)で結びましょう。
乳児期は、新陳代謝が活発です。入浴や衣服の清潔を心がけましょう。

<無理な登園はさけましょう>

どことなく顔色がさえない、不機嫌、便の状態が普段と違うなどは、発病のサインかもしれません。いつもと違いおかしいと思ったら、登園前に受診して登園できるかを聞いてください。
感染性胃腸炎(下痢、嘔吐)の回復期は、何でも食べたがったりしますが、急激な食べ方は弱った胃腸に負担をかけるので、医師より食事の進め方を聞き消化の良いものから少しづつあげましょう。また、医師の指示で保育園の給食の変更が必要な場合にはご相談ください。

<病気と薬>

病気で休むときは、必ず病名や症状を連絡ください。
病後登園の場合は、病状経過もお伝えください。
薬を飲んで登園しているときは、必ず知らせてください。薬によっては眠くなることもありますのでお願いします。

*解熱剤(座薬を含む)を使っての登園は危険です。

一時的に熱が下がっても、身体は回復していません。遊んでいる間に病状を悪化させたり事故につながったりすることがあるので、十分に休養させましょう。家庭で解熱剤を使用した場合は、熱が下がってから12時間は熱が上がらないかを確認してください。

*横浜市より「保育所は園児に対する与薬を原則行うべきではない」と基本姿勢と示されています。その為、薬の扱いは下記の通りとなります。

いわゆる「かぜ薬」と称される薬、せきや鼻水、下痢の薬、抗生物質等は園での与薬はできません。処方薬があってもお預かりできませんのでご了承ください。
病院で薬を処方してもらう時は、登園が可能な朝晩2回の処方や、3回の場合でも朝、帰宅後、寝る前の処方にしてもらうようかかりつけ医にお伝えください。
熱性けいれんを起こしやすい園児のけいれん予防薬(ダイアップ坐剤)、食物アレルギー児の誤食によってアレルギー症状を起こしたときに服用する薬(抗ヒスタミン剤)等状態が変化したときに1回だけ用いる薬はお預かりいたします。
塗り薬等の外用薬については、医師が処方した薬で、保育時間中にどうしても外用する必要がある場合のみ受け付けます。市販の一般薬はお預かりできません。日焼け止め、虫刺され予防の薬も、基礎疾患の管理治療上必要な場合のみ、主治医意見書があればお預かり出来ます。
上記の内容を踏まえ、お薬がある場合は、主治医意見書と共に与薬用紙を記入の上、保育士にも口頭で伝えて手渡ししてください。
薬の内容をしっかりと把握し、与薬の間違いを防ぐため、「薬事情報提供書」(薬が処方される際に受け取る、薬の名称、用法等を示す紙)を預からせていただきます。
薬と薬事情報提供書を、中身が見え、封ができる袋(ジッパー付袋など)に入れてください。
お預かりできるのは、病院で処方された薬のみです。
必ず1回分ずつに分けてお持ちください(シロップ・粉薬等)
袋・容器、すべてにフルネームを書いてください。
薬事情報提供書は降園時にお返ししますが、長期で同じ薬を毎日お預かりする場合は、薬事情報提供書を園でお預かりしますので、コピーをご準備ください。

<感染症>

保育園では集団生活のため食中毒や感染症が蔓延しないよう注意しています。
子ども・大人ともに手洗い後、トイレ後のペーパータオルの使用。個別口拭きタオルの使用。
給食については、衛生面、安全面に十分配慮しています(ペーパータオル、ビニール手袋、等の使用)
水遊びは毎日水を取り替え、日光消毒、入る前のおしり洗い等衛生に十分配慮しています。
感染症が発生した場合は、お知らせをリアルタイムに提示いたします。
感染症の疑いがあるときは、必ず登園前に受診してください。
感染症の診断を受けたら、すぐに園に連絡してください。ご家族の方の感染もお知らせください。早期発見、早期治療で集団感染を防ぎたいと考えております。
感染症については、病後必ず医師より許可を受けてから登園してください。登園許可証明書の用紙は園にありますが、各医療機関にあるものでも構いません。(感染症一覧をご確認ください)

保育園で具合が悪くなったら

保育中、熱、下痢、腹痛など子どもの苦痛が強い時や感染症が疑われるとき、怪我をしてしまったときは連絡させていただきます。状況に応じては、早急にお迎えをお願いすることがありますのでご協力ください。
感染症の流行が疑われる場合には、熱が37.5度前後でもお子さんの状態によってはあらかじめ提出いただいた緊急連絡先にご連絡をさせていただくこともあります。
出張等で連絡先が変わるときは、登園時必ずお伝えください。

定期健康診断

保育所や医療機関での検診は、子どもの発達を確認するとともに、病気の早期発見となることがあります。さまざまな育児情報を得ることもできるので、忘れずに受けましょう。

結果は園にもお知らせください。

予防接種

集団保育では感染症にかかりやすく、他の子どもたちへの感染もしやすいので、かかりつけの医師と相談し計画的に予防接種を受けましょう。

予防接種後は園にもお知らせください。
感染症については別表を参考にしてください。